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1.はじめに
事前にMagic xpiサポートサイトの以下資料もご確認をお願いいたします。
ダウンロード > Magic xpi 技術資料 > Remote Callプログラム_TcpTriggerTool.exeの使用方法
↓こちらからも閲覧できます。
https://www.magicsoftware.com/ja/integrationplatform/for-first-time-magic-xpiusers/#remotecall
「TCPTrigger_Sample.zip」を解凍/展開し、「bat」フォルダを任意の場所に、「TCPTrigger_Sample」フォルダをMagic xpiプロジェクトフォルダにコピーする。
2. TCPTriggerの処理イメージ
TCPTriggerの処理イメージは以下の通り。
3.「TCPTrigger」フローの説明
3-1.Magic xpiスタジオでプロジェクト「TCPTrigger_Sample」を開き、サービス画面でTCPポートを確認する。
3-2.TCPListenerトリガーの設定
a.トリガー特性のサービスで、先ほど登録したサービスを選択しているか確認。
b.inputファイル、outputファイルの設定を行う。
メッセージ:inputファイル内容を格納するBlob型変数を指定
戻値:outputファイル内容を格納するBlob型変数を指定
3-3.Outputファイル内容を編集
a.Flow Dataコンポーネントなどを使用して、Outputファイル内容を編集する。
※2バイト文字は使用不可。半角英数字のみ使用可能。
3-4.InputとOutput内容をMagicモニタに出力
4.TcpTriggerTool.exe(batファイル)の説明
4-1.「bat」フォルダ内の、「StartExe.bat」をテキストエディタで開く。
4-2.IPアドレスとTCPポートを設定する。
a.ip_add:Magic xpiサーバのIPアドレス、PC名
b.tcp_port:起動させたいフローに設定しているTCPポート
※Firewall設定で指定したTCPポートが疎通できることを事前に確認する。
4-3.inputファイルを作成する。
a.リダイレクトをして、inputファイルに追記する内容を決める。
※xpiへ値を渡さない場合は「dummy」とする。
※ファイル内容が空の場合はエラーとなる。
4-4.TcpTriggerTool.exeを実行する。
a.この時点で、xpiフローが起動する。
b.リダイレクトをして、exeの実行結果をファイル出力する。
c.Exeの引数に関しては、事前資料「Remote Callプログラム_TcpTriggerTool.exeの使用方法」を参照。
4-5.4-4でリダイレクトしたファイルから、exeの実行結果を判定。
a.Powershell(ChkTcptrg.ps1)で実行結果を判定する。
b.戻り値(ERRORLEVEL)が0以外の場合はエラーと判定する。
戻り値1:リダイレクトしたファイルが0バイト
戻り値2: TcpTriggerTool.exeの実行に失敗
4-6.Outputファイルの存在チェックをする
a.xpiでファイル内容を指定した、outputファイルの存在チェックをする。
b.存在しない場合は、エラーと判定する。
4-7.Outputファイルからファイル内容を取得する。
a.OutputファイルのBOMを削除する。
b.Outputファイルからファイル内容を取得する。
4-8..処理中作成したファイルを削除する。
a.必要に応じて、処理中作成したファイルを削除する。
※64行目のremを削除すると、ファイル削除ができる。
5.実行
1.プロジェクト「TCPTrigger_Sample」をプロジェクトデバッグする。
2.「StartExe.bat」をダブルクリックで実行する。
3.正常終了すると以下のように表示される。
4.異常終了すると以下のように表示される。
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