イベントドリブン型プログラミング
MagicのV8以前は、開発者定義の「イベントドリブン型プログラミング方式」はほとんど導入されておらず、レコードメインによる「カーソル移動順序方式」のプログラミングが採用されておりました。
それがV9Plusになって開発者定義による「イベントドリブン方式」が並列的に導入されたのですが、当時は誰もそれを使おうとはせず、従来式の「カーソル移動順序方式」にこだわってきました。
業を煮やしたマジック社は、V10にきてこのレコードメイン方式を完全に抹消し、ロジックエディタを真っ白にして「イベントドリブン方式」を真っ向から提示してきました。これが成功して、現在のMagic xpaがあります。
今現在、MagicはWebアプリとしての進化を遂げようと全力で疾走しています。なぜなら、Magic WebClientは世界に誇れるテクノロジーを秘めたすごい武器だからです。
マジッシャンの皆さん、目の前にあるこの武器を最大に活かして、このコロナ禍をやり過ごしませんか?未来はすぐそこです!
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日本市場だけが発想が貧困だ!と非難されないように、皆さん頑張りましょう!
Windows XPのころはIISはPro版にしか同梱されていませんでしたが、Windows 10ではHome版でもデフォルトでIISが同梱されています。まず、これを起動して自分のホームページを1ページだけでもいいですから作成するところから始めましょう!技術の人も営業の人もそれをやりましょう。WebClientはすぐそこです!
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自分のホームページが立ち上がったら、MagicのAPGだけで作成した超簡単なWebClientプログラムをそこから起動する練習をしてみましょう。わずかそれだけです。
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自分のホームページはメモ帳でたった1行、
「これが私のホームページです。」
と書いて、適当なファイル名「test.html」でwwwrootフォルダに保存するだけです。最初は面倒なHTMLタグも何も要りません。
保存したら、ブラウザを起動して、下記のようにそのアドレスを入力します。
http://(IPアドレス)/test.html
ブラウザの画面に「これが私のホームページです」と表示されればバッチリです!WebClientはすぐそこです!
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そしてそこから、APGで作っただけのラインモードのプログラムを実行させると次のようになります。
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ちなみに、上記のEdgeはChrome化するまえのEdgeです。Chrome化したあとのEdgeでも当然動きます。
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iPhoneはiOS純正のSafariで動いています。
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つまり、デバイスやOSに関係なく、HTML5を搭載したWebブラウザならどこでも動くという、人類の知恵の結晶ですね。
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APGプログラムさえ動いてしまえば、あとはプログラムの作り込みはタスクの階層化も含めて、従来通りのタスク定義と同じです。
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さあ、今週末の4連休は、最低限、ここまで行きましょう!
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