【Magic xpa 連載最新号のご案内】 2024年11月5日
Magic xpa 開発者ユーザの皆様へ
【1】 Magic xpa 連載のご案内
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本日、Magic xpa の連載、「Magic xpa で作るイベントドリブン型プログラム」の第200回目「クライアント実行版をマルチユーザ環境にインストールする」を連載コーナーにアップいたしました。
本号では、Magicのクライアント実行版(クラサバ実行版)をマルチユーザ環境にインストールするための効率的な手順について解説します。
クライアント実行版には、画面1のように3種類のインストール方法(セットアップ・タイプ)が用意されており、1番目の「標準」と2番目の「カスタム」は、PC1台ごとに個別にインストールするというもっともオーソドックスな方式で、ウィザードに従って作業を進めていくだけで簡単にインストールが完了します。ただし、DBへのマルチユーザ接続は別途設定が必要となります。詳細は、本連載の第186回「SQL Serverに複数のPCから接続する(2023年8月31日)を参照してください。
3番目の「クライアント環境設定」は、PC(Windows ServerまたはWindows 10/11)の1台だけにクライアント実行版を普通にインストールし、2台目以降はその環境を共有するためのショートカットを作成するという方式のインストールになります。ただし、RemoteApp等の外部ツールの使用は一切不要です。
※画面1のバージョンはMagic xpa 4.8.1ですが、他のバージョンでもほとんど同じです。
画面1 3種類のセットアップ・タイプ
1番目と2番目の方法は、PC1台ごとに個別にインストールするという手間は掛かりますが、アプリケーション実行時には1台目のPC(Windows ServerまたはWindows 10/11)への負荷が分散されるため、個々のクライアントのパフォーマンスが向上します。
3番目の方法は、アプリケーション実行時に1台目のPC(Windows ServerまたはWindows 10/11)に負荷が集中しますが、インストールの手間が大幅に削減されるというメリットと、アプリケーションの保守が1台目のPC上で一元管理できるというメリットがあります。
どちらの方法を選択するかはアプリケーションの規模と現場の状況に応じて決定されますが、1番目と2番目の方法はインストールウィザードを進めていくだけでインストールが完了しますので説明を省略するとして、ここでは3番目の方法について詳しく解説してまいります(以降、本編に続く)。
目次
1. 実行版の3種類のインストール方法
2. RemoteApp等の使用は一切不要
3. それぞれのメリットとデメリット
4. 1台目のPCへのインストール
5. 2台目のPCでインストール開始
6. フォルダ指定でいきなり路頭に
7. 1台目のPCで共有設定を行う
8. 2台目のPCのインストールに戻る
9. 既存フォルダ指定の完了
10. アプリケーションが見つからない
11. 開始アプリケーションのパス指定
12. ライセンスファイルのパス指定
13. データベースサーバへのパス指定
14. SQL Serverをマルチユーザ環境に
次回は、「範囲の自動解除と該当なしの場合のエラー表示」をお送りします。
購読期間中は現在掲載中の過去記事をすべて読むことができます。
皆様のお越しをお待ちいたしております。
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