10Gbpsインターネット回線
最近は、インターネットの回線が信じられないくらい速くなってきましたので、旧来のリモートAPPなどを使用しなくても、普通にオンラインタスクを実行するだけで、LANもWANも変わりないパフォーマンスが得られますね。ようやく、本来あるべき姿のクライアント・サーバの時代が到来したのかもしれません。
実際に試してみると、社内LANで動作しているのか、インターネット経由のWANで動作しているのか分からないくらいのパフォーマンスが得られます。ごく普通のオンラインタスクのクラサバが、地球規模で動作可能ですね。リモートAPP、一切無しでです。
ニューヨーク支店とかからでも、LANで繋がっているかのごとくのパフォーマンスが得られるかと思います。10Gbpsインターネットの世界は感動的です。しかも、月額料金も1Gbpsインターネットとほとんど変わらない価格で提供されはじめましたから嬉しいです。
すごい時代が来たものです。
-
コミュファ光の10Gbpsだと、マンションタイプで3階までが上限なんですが、NTT東日本/西日本は何階までなんでしょうね?階数制限がないのでしょうかね。。。
-
10Gbpsのインターネット回線を試したついでに、1Gbpsのインターネット回線と100Mbpsのインターネット回線でも試してみました。
1Gbps回線(2012年頃から普及):
Magicのオンラインタスクを実行する分には、10Gbpsとほとんど同じパフォーマンスが得られるようです。どうして、今まで気が付かなかったんでしょう。100Mbps回線(2004年頃から普及):
大量のレコードをスクロールすると、たまにカクン、カクンとなりますが、それほど気にならない程度です。ちなみにこれは、データベースのチャンクが効いている証拠でもありますね。これらを鑑みると、たとえ100Mbpsであっても充分にクライアント・サーバ方式のアプリケーション配置が可能かなと思います。東京本社、大阪支店、名古屋支店、福岡支店から起動しても問題ないと言えそうですね。もちろんリモートAPPも一切不要です。
今まで気が付かなかったのは、単に回線速度の問題だけでなく、20年前は今ほどクラウドが進化していなかったのが、その理由なのかもしれませんね。今のクラウドは実にハイスペックです。
ちなみに、各支店のIPアドレスは固定IPを使用し、サーバ側ではそれらのIPアドレス限定受入れに設定すれば、セキュリティ対策も万全でしょうね。プロバイダによっては、月額1,000円くらいで固定IPを提供してくれるところもあるみたいです。
すごい時代が到来したものです。
-
tandaさん、お世話になります。
現在WAN環境(100Mbps)でクラサバのシステムをRDPで運用しているユーザーが
RDPを止めたいため、直接サーバーの環境を参照するように変更した結果
システムを起動するだけで、2分近く掛かってしまうことが分かりました。(LAN環境で4秒ほど)
100Mbpsであっても充分にクライアント・サーバ方式のアプリケーション配置が可能ということですが
何か想定される問題が分かれば教えていただけますでしょうか。
現状環境
Windows Server2008
Magic xpaVer.2.4
Pervasive PSQL V11
クライアントの情報は不明ですが、スペックは低くないということです。
社内LAN環境とWAN環境、同じクライアント端末を使用。 -
m.y.Opnさん、
> システムを起動するだけで、2分近く掛かってしまうことが分かりました。(LAN環境で4秒ほど)
ひょっとして、毎回サーバからMagic実行版エンジンとアプリケーション本体をロードするような環境になっているのではないでしょうか?
インターネット経由で毎回それらをロードするような環境になっていると、当然ながら遅いと思います。もしそうなっているとしたら、非常に効率が悪いと思いますよ。
Magic実行版エンジンとアプリケーション本体のロードは、ローカルからロードしたほうがはるかに早いです。サーバへのアクセスはデータベースエンジンだけにしてみてください。
ちなみに、私がテストしたDBはMicrosoft SQL Serverです。SQL Serverはインターネット経由のアクセスでも速いですよ。AmazonのRDS(Amazon リレーショナルデータベースサービス)でもテストしてみましたが完璧でした。
たぶん、MicrosoftのやっているAzureのSQL Serverでも高速に動くと思います。Pervasive(Btrieve)は、残念ながら、もうかれこれ20年以上使ってないです。
-
ありがとうございます。
実行版エンジンはローカルですが、アプリケーション(ecf)はサーバーに置いている状態です。>Magic実行版エンジンとアプリケーション本体のロードは、ローカルからロードしたほうがはるかに早いです。サーバへのアクセスはデータベースエンジンだけにしてみてください。
>>私もその認識はあり、お客様にテストは依頼しております。
ただ、アプリケーションをローカルに配置すると、入れ替え時に30台全て行うことになり
手間が掛かると言われています。
各端末ではなく、拠点のサーバーに配置するのでもありですかね。
Tandaさんのテストでは、実行エンジンとアプリケーション本体はローカルからロードが前提だったでしょうか。 -
m.y.Opnさん、
> アプリケーションをローカルに配置すると、入れ替え時に30台全て行うことになり手間が掛かると言われています。
ファイルをコピーするだけですから、入れ替え時に1台に1分掛かったとしても30台で30分で終わりますから、そんなに負担ではないと思います。その代わり、お客様からは「格段に速くなった!」と喜ばれますから、仕事冥利に尽きますよ!(笑
> Tandaさんのテストでは、実行エンジンとアプリケーション本体はローカルからロードが前提だったでしょうか。
とくに前提条件というわけではないですけど、1秒でも速く動くようにと常に検証と工夫を重ねて、より速く動く環境を模索しております。
いずれにしても、最初の投稿でも書きましたように、100Mbpsという遅い回線(25年前の規格)ではデータの表示がカクカクとなったりしますので、最低でも1Gbps、できれば10Gbpsのインターネット回線を使用されることをお勧めします。
近年は、10Gbpsの回線でも月額7千円くらいの費用で導入できる時代になりましたので、こちらを検討されるのが一番だと思います。建物の高さ等で10Gbpsの導入が無理でしたら、とりあえず最低でも1Gbpsの導入ですね。1Gbpsなら、高層ビルの上層階でも導入が可能だと思います。
25年前の規格である100Mbpsという回線速度は、Webサーフィンをする程度なら今でも何とか使用に耐えるかと思うのですが、業務アプリを動かすとなると、あまりにも遅すぎる回線速度だと思います。
-
アプリケーションの入れ替えはお客様自身が行うことになるので、手間と言われています。
弊社が請け負うなら、その方法を選択します。
そんなに頻繁に入れ替えもないと思うので、そこまで負担ではないと思いますけどね。
バージョンアップの話から、話が脱線している案件でして・・・。
レスポンス改善にRIAにしたらどうなのか、テストするすべはないかなど色々問われています。
見解は私もTandaさんと同じです。
回線の見直しと、アプリケーションの配置場所の2案で決めてもらうしかないと思っています。
回答いただき、ありがとうございました。 -
m.y.Opnさん、
「クライアント・サーバ方式」は、本来はサーバとクライアントに負荷を分散させて、負荷が1点に集中しないように効率よく動作させるというのが目的のひとつですので、すべてをサーバに置いて処理するというのは、その趣旨に反しているかもしれませんね。
近年はWebアプリの「シングルページ方式」というのが最先端ではありますが、それが浸透するにはまだ時間が掛かりそうですので、遅い回線のままで行くのでしたら、RIAの選択が一番かもしれませんね。
MagicのRIAは、ロジックとユーザデータをxmlでやり取りするだけですので、効率の良さは抜群です。MagicのRIAは、世界に誇るテクノロジーだと思っています。しかも、iOS、Androidにも対応していますし、アプリケーションの差替えはサーバ側を入れ替えるだけで、クライアント側は自動更新されますので。
サインインしてコメントを残してください。
コメント
8件のコメント