APGでWebClientタスクを作成する
Magic xpa 4.6でAPGを起動して、オプションを「W=Web Client」にし、表示モードを「L=ライン」にすると、次の画面のように「̻̻□行編集ボタンを作成」というオプションが現れます。
ここのチェックを外したままAPGプログラムを作成し、それを実行すると次の画面のように、WebClientの普通のテーブルが表示されます。
そして、ここのオプションに次のようにチェックを入れて実行すると、
実行画面には次のように、「編集」というボタンが自動的に追加されます。
そして、この編集ボタンを押すと、次の画面のように、編集した内容を「保存」するか「キャンセル」するかの選択オプションが表示されるようになります。
APGだけでも、ここまで実行できますので便利ですよ!
時間のある人は、せっかくの4連休ですから、ここまでやってみませんか?
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他の方からの情報提供で分かったのですが、xpa 4.6.1ではインストールの際に若干の注意が必要のようです。
xpa 4.6では問題ありませんので、今もxpa 4.6をお使いの方は普通の設定で正常に動作します。
※APGは体験版でも動作しますので、ダウンロードがまだの方はぜひ体験版で試してみましょう!
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皆さんに朗報です。
現在配布されているxpa 4.6.1の体験版では、すでに上記の問題が解決されていて、インストール時の追加設定やインストール後の特別な設定を行わなくても、そのままでWebClientが正常に動作するとのことらしいです。
私はまだxpa 4.6を使用しているのですが、後日、4.6.1でも検証してみたいと思います。
ということで、安心してxpa 4.6.1の体験版で試してみましょう!
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まずは、動作検証の第1ステップは、RIAが動作する環境を作ることです。
そして、RIAが動作する環境を作るための最初のステップがIISを立ち上げることです。
そして、IISが正常に動作しているかどうかを確認する方法は、たった1行でもいいから自分のホームページを作成してアクセスしてみることです。「これが私のホームページです」という1行でOKです!(^^)
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前にも書きましたが、今やIISはWindows10のHomeエディッションにさえも同梱されていますので、誰でも立ち上げることができますよ。20年前とは大違いですね(笑
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IISが立ち上がったら、こんどはAPGでRIAプログラムを作成し、プログラムリポジトリからF7で実行することができるかどうかの確認です。RIAはNode.jsも要らないし、Angularも要らないし、Visual Studio Codeも要らないですから、とても簡単ですよ。RIAは、OSを限定しても良いのであれば、究極の業務アプリ形態ですね。
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今のところ、RIAが動作するOSはWindowsと、iOSと、Androidです。残念ながら、Linux系やmacOSでは動作しません。
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RIAプログラムが動作するようになったら、今度はMagicのドキュメントに沿って、Node.jsとAngularとVisual Studio Codeをインストールします。
ちなみに、Visual Studio Codeのインストールはオプションですから、必須ではありません。
Visual Studio Codeを使用しない場合は、Windows標準の「コマンドプロンプト」や「PowerShell」、および「メモ帳」等のテキストエディタを使用します。
ただ、MagicのメニューからもVisual Studio Codeの起動が可能となっていますので、各種作業を行う上では、あったほうが楽です。 -
WebClientの開発環境が整ったら、いよいよAPGプログラムの作成です。APGを起動し、オプションを「W=Web Client」にしてAPGプログラムを作成します。
プログラムが出来上がったら、Magicをプロジェクトの実行モードにして待機させ、そのプロジェクトをAngularプロジェクトに出力します。
そして、出力されたAngularプロジェクトをAngularコマンド(ng serve)で実行させると、Angularがプロジェクトを仮コンパイルしてくれて、仮実行までやってくれます。
あとは、WebブラウザでIISのルートを4200番ポートを指定して開くだけです。
ちなみに、普通のホームページのように実行させるには、Angularプロジェクトを正式にビルドして、IIS配下にコピーします。これで、普通のホームページのように、ポート番号80番で開くことができるようになります。 -
WebClientのAPGプログラムが動くようになったら、次に行いたいのが既存のクラサバタスクのコンバート(マイグレート)です。
基本的には、タスク特性のタスクタイプを「O=オンライン」から「W=Web Client」に変更してフォームを微調整するだけです。バッチタスクはコンバートは不要で、そのまま使えます。
階層構造の親子タスクや親子孫タスクであっても、未サポート関数等への対応と、F8の構文エラーに対処してやれば、ロジックがそのままWebClientプログラムとして動作しますので、まさに驚愕です! -
色々教えてくださり、ありがとうございます。
上述のとおり、RIAとWeb Clientを動かすには
Magic xpaインストール前の「WindowsのIISの有効化」が
重要そうですね。
このあたりって、どこを見ればよいのでしょうか?
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> このあたりって、どこを見ればよいのでしょうか?
コンパネの「プログラムのアンインストール」ですね。Windows10のヘルプにもきっと書いてあると思います。確認したことはありませんが(^^)
RIAの初期の頃は、IISの設定をMagicからやってくれるなんてことはありませんでしたので、すべて手動でやっておりました。今は、Magicのインストーラがいろいろとやってくれますので助かりますね。
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そういわれればインストール前に事前にやっておくことがまとまってないと困りますよね・・・
今までの経験で慣れてしまって普通になってしまっていますね・・・・
あるとすれば下記URLでインストールガイドでしょうか・・・
https://devnet.magicsoftware.co.jp/support/unipaas-support/manual/
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そうですね、Magicのインストーラのバージョンによって、どこまでやってくれるかが異なりますので、なるべく最新のインストーラを使うことをお勧めしますね。
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インストールガイドだけだとちょっと足りないかな・・・・
ReadMeの参考技術情報も見た方が良いかな・・・・
本当はインストールガイドに全て網羅されているといいのですが・・・
初めての人にはわかりませんよね・・・・
今のところ私が確認しているところとしてはインストールガイドとReadMeの参考技術情報かな
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ISHIJIMAさん、今のインストーラはRIAの頃と違ってかなり進化していますので、インストーラ任せでも大丈夫そうですよ。
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> 今のインストーラはRIAの頃と違ってかなり進化していますので、インストーラ任せでも大丈夫そうですよ。
私も、つい最近までこのことを知りませんでしたので、過去の連載には設定をくどくどと書いています。
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> IISの役割と機能の追加とかIISで有効にしないといけない項目等もインストーラーでやってくれるのでしょうか・・・・
はい、そうなったみたいです!楽になりましたね (^^)
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> 今までの流れでいつも手動でやってしまっているので
私も、その癖から脱却できていません(笑
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ISHIJIMAさん、
「下記URLのインストールガイド」と「ReadMeの参考技術情報」を
確認されていることを教えてくださり、ありがとうございます。
https://devnet.magicsoftware.co.jp/support/unipaas-support/manual/
教えてくださった下記のインストールガイド「p.84」のIISの有効化の内容は
Magic xpaインストール前に事前に確認する内容でしょうか?
http://www.magicsoftware.co.jp/service/support/manual/magicxpa4/Install.pdf
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あ、インストールガイドもかなり進化していますね。「WCL Server のセットアップ」という項目も追加されていますね。インストールガイドに目を通すのはやはり必須ですね。
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インストールガイドにはエイリアスの設定方法も詳しく説明されていますね。とても分かりやすいです。
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ざっとインストールガイドを確認したので84ページを見落としていました。
私がいつもインストール前に確認する事ですね・・・
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そういえば、考えてみるとWebマージにはAPGもありませんでしたが、WebClientにはちゃんとAPGが用意されていますので、ずいぶん楽になりましたね。あらためてMagic開発部隊の方々に感謝です。
皆さん、そろそろAPGでのWebClientプログラムの作成と実行までたどり着けましたか?
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IISの有効化までMagicのインストーラがやってくれるのですね。凄いですね。
Node.Js はサーバーサイドで動くScriptだというのも最近知りました。
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IISの有効化まではやってくれないと思いますよ。有効化されたIISが見つかれば、必要な設定を行なってくれるということですね。
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> ISの有効化まではやってくれないと思いますよ。
> 有効化されたIISが見つかれば、必要な設定を行なってくれるということですね。ですよね。ありがとうございました。
私もモバイルRIAの開発を行うPCに、Magicをインストールする時に、おっといけないまずはIIS有効化をしなきゃと思い出します。
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tandaさん
指摘して申し訳ありませんが・・・・
下記回答がされていたので私もそう思っていました。(今度確認してみようと・・・・やはりだめなのですね・・・)
> IISの役割と機能の追加とかIISで有効にしないといけない項目等もインストーラーでやってくれるのでしょうか・・・・
はい、そうなったみたいです!楽になりましたね (^^)
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注意すべき点は、一度でもIISを無効化してしまうと、もう一度Magicの再インストールから始めなければならない点です。そういう意味では、ISHIJIMAさんが習慣付けられておられるように、手動設定の手順も覚えておくと便利です。
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そういう意味では・・・・
指摘して申し訳ありませんでした。
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ISHIJIMAさん、IISの有効化にはMagicと関係のないところの設定も絡んできますので、有効化自体をMagicが行うことはないはずです。Magicが行うのは、MagicのRIAとWebClientの動作に関係するところの設定だけです。
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